■マッシュアップの基礎知識
前項でマッシュアップの簡単な概要について説明しましたが、ここでは少し詳しく説明していきましょう。
WEBサイトは、WEB上に溢れ返っているほどたくさん存在します。その中から自分の得たい情報を得るのは難しいですね。そこでこのマッシュアップという手法がとても役立っているのです。WEB業界でも、このマッシュアップ手法を使うと、さほどWEBに精通していなくても簡単にWEBサイトが作れてしまうと、注目を浴びています。
ですが、マッシュアップの実現には様々な問題も立ちはだかっていました。もともとWEBサイトはユーザーにとって使いやすく、見やすいように作られており、WEBサイト1つ1つに著作権がある為、引用することが難しかったのです。更に人であれば得たい情報に関わる言葉で検索をかけることができますが、ソフトウェアにその実現が難しいということがありました。
そんな中、マッシュアップが実現でき、広まっていった背景に「API」というプログラミングで使用する技術が大きく影響したのです。
■APIのマッシュアップに対する影響とは
IT業界に従事しているものでなければ、APIを説明すると非常に難しいものです。ここでは簡単に説明しておきましょう。
1つのソフトウェアが持っている機能を全て1からプログラミングしていくのは、とても難しく時間もかかってしまいます。そこでOSの機能や他のプログラム機能、例えば、画面に文字を表示するというような機能は、わざわざ文字を表示するというプログラムを組まずともOSに標準装備されていますので、その機能を使えばプログラミングの手間が省けます。そういった機能を呼び出すための接続仕様。つまり共通接続コードのようなものだと思ってください。
このAPIを他者に公開することで、A社がB社のある特定の機能を呼び出しA社のWEBサイト上に表示することができるようになったのです。このAPIがマッシュアップを普及させる重要な役割を果たしました。